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SDアソシエーションは、SDメモリーカード規格Ver.2.0を策定し、SDHCメモリーカード(2GBを超える高容量SDカード/ HCは High Capacityの略) が誕生しました。

寸法、ピン数は変わりませんが、使用するファイルシステムがSDとは異なるため、SDHCメモリーカードを使用するには
SDHCに対応した機器が必要になります(現行のSD応用商品では使えません)。
また、新たに SDスピードクラスが定められ、SDHCメモリーカード、SDカードのロゴの近くに 目安となるスピードを表示することが義務づけられます
(必須はSDHCのみ)。これにより、ある機器がカードスピードを要求した場合、ユーザーはその表示を判断材料にすることができます。
■SDHCとSDの違い
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SDHCメモリーカード |
現行SDメモリーカード |
| 寸法(WxLxTmm) |
24x32x2.1mm |
24x32x2.1mm |
| ピン数 |
9 |
9 |
| 対応物理規格 |
Version 2.00 |
Version 1.01/ 1.10 |
| ファイルシステム |
Vesion 2.00(FAT32) |
Version 1.01 (FAT16/12) |
| セキュリティ |
Version 2.00 (CPRMは継承) |
Version 1.01 |
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■カードと機器の互換性
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■保存容量(4GB SDHCメモリーカード)
| 静止画 |
画素サイズ 2880 x 2160 600万画素 JPEG |
約 1,240枚 |
| MPEG-2動画 |
704 x 480 画素, 5Mbps, 30fps |
約 1時間40分 |
| MPEG-4動画 |
QVGA(320 x 240), 384kbps,15fps |
約 19時間 |
| H.264(ワンセグ) |
QVGA (320 x 240), 400kbps, 15fps |
約 20時間 |
| 音楽(SD-Audio/AAC) |
128kbps |
約 68時間(約1000曲) |
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※メーカー・機種によって記録時間は異なります。
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2GBまでの従来のSD規格ではカード速度を規定しておらず、その結果 各社がまちまちの訴求をしていました。
しかし、その訴求速度はベスト条件下での数値であり(または理論値)、その速度を保証するものではありませんでしたので、
AV系のデータを記録する場合に、カードによっては連続記録ができない状態も起こりうるという課題がありました。
そこで、SDAではカードにアクセスする条件を定め、その条件下では最低の速度を保証する規格を制定し、
(1)ホスト機器に対するリアルタイム記録を保証する
(2)ユーザーに購入時の目安(判断材料)にして頂く
ということを考えました。
従来、ホスト機器は 書き込み時、カードの中の状態を知ることができませんでした。半導体メモリーカード(フラッシュ)の特性上、
上書きをするとスピードが落ちます。そのため、ホスト機器の要求するパフォーマンスが出せない場合が起こり得るという課題がありました。
スピードクラス規格で定められた方法では ホスト機器がカードの中をチェック・計算し、自分の要求するスピードが出せる部分(カードの汚れ※がないところ)
にデータを書き込んでいきます。そのため、ホスト機器の要求するスピードを実現することができるのです。
※
カードの汚れ・・・ファイルを書いたり消したりすることにより生じたカードの記録領域の断片化(=フラグメンテーション)のこと。半導体メモリーカード(フラッシュ)は、使用頻度の少ない綺麗な状態ほど、記録などのパフォーマンスが速く行えるという特徴を持つ。
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カードの状態を見ないで、記録。上書き等を繰り返し、自身のライティングスピードを保持できないケースも発生し得た。
(記録単位も、メーカー、機種によりまちまちであった。)
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AU(アロケーションユニット:データ管理の単位/例えば2GBカードで4MB)の確認・チェック、計算というプロセスを得て、
自分の要求するスピードで書けるAUに、決められた記録単位によって書き込んでいく。 |
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図1:カードの汚れ具合におけるライティングスピード
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■ホスト機器の処理手順
1. 例えば、その機器が書き込みに 1MB/ s のスピードを要求するとき
2. 図1により 汚れ率 25%以下のAUであれば 書き込み可能
3. それ以上の汚れ率のAUはスキップし、汚れ率25%以下のAU(1)、(2)に書き込んでいく。
自分が望むスピードが出せる箇所にのみ 書き込んでいくという理論で 最低の速度を保証します。
もちろん容量オーバーなどで書き込めないときは、ホスト機器が書き込み不可などのメッセージを出し、
ユーザーに知らせます。
※尚、意訳、簡略化したもので、実際のホスト機器の処理手順とは異なります。
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具体的には、カードに対する条件を規定し、その条件下で 保証できる最低速度に応じてカードの速度クラスを設けました。そして、この規格準拠で作られたカードを判別できるようにクラスロゴを策定しました。SDHCメモリーカードには この規格に準拠することが義務付けられ、
カードのロゴの近くに表示されます(SDメモリーカードの場合はオプション)。 |
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■SDスピードクラスの種類
定められた単位の未使用領域(=汚れ率0%のAU)に定められた記録方法で書き込みを行ったとき
| ・Class 2 のカード |
: |
2MB/ s 以上の速度を保証 |
(例えば、標準ビデオ<MPEG-2> または
ハイビジョン<H.264>記録可能)* |
| ・Class 4 のカード |
: |
4MB/ s 以上の速度を保証 |
(例えば、ハイビジョン<MPEG-2> 記録可能)* |
| ・Class 6 のカード |
: |
6MB/ s 以上の速度を保証 |
(例えば、高解像度DSC rawモードの連写記録可能)* |
*想定のアプリケーションなので、メーカー・機器の種類により異なります。

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